今回はSUGIZOのギターでの音作りの方法と使用機材やアンプ遍歴も調査してみました。
SUGIZOはLUNA SEAやⅩJAPANのhideが亡くなってしまった後のサポートギターから正式に加入して話題にもなりましたが、彼のギターのテクニックも素晴らしいのですが、特に凄いのはそのサウンドですね。
一体どうやったらSUGIZOのサウンドに近づけるかとギターを弾いている人なら1度は思ったこともあるのではないでしょうか。
それではSUGIZOが弾くギターの特徴的な音作りの方法や、使用機材、アンプ遍歴について紹介していきます。
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SUGIZOギター音作りの方法は?
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ギタリストであれば誰しもが自分の求める音の追求が凄いと思いますが、SUGIZOは音作りに対してのこだわりが人一倍凄いアーティストです。
本人も自分のことを「凝り性で、完璧主義者」と言っていて音楽性や音に対し相当こだわりを持っていてライブでギターやエフェクターなどの機材トラブルがあった時に、演奏中でもギターを投げつけたりスタッフにキレていたりすることもあったそうです。
そのこだわりの強いSUGIZOの音作りに欠かせないのがエフェクターです。
このエフェクターを何個もつないで彼独自の音をつくりあげています。
SUGIZOは雑誌のインタビューでも「僕にとってエフェクターという存在は絵の具で、アンプ直のシンプルなサウンドはもちろん大切なのですが、自分のギタースタイルには絵の具がたくさん必要で常に新しい絵具を探している。」と語っています。
SUGIZOが自分の音を表現するために必要不可欠なエフェクターですが歪み系や空間系、モジュレーション系を多く使用しています。
足元のスイッチで切り替えて多彩に響くSUGIZOのギターの音は影響を受けてきたアーティストや幼少の頃に聞いてきた音楽に関係があるのかもしれません。
SUGIZOの両親は東京都交響楽団のオーケストラの団員でっ父親はトランペット母親はチェロを演奏する音楽一家に生まれて3歳の頃からバイオリンを学んでいたこともありクラシックに没頭しその後ロックに目覚めていろんな音楽に影響をうけています。
SUGIZOのソロ作品ではテクノ、トランス、サイケ、ソウルにジャズと数えきれないほどのバックグランドを感じさせるのですが、それが音の多彩さにも比例していますね。
音楽ナタリーの記事ではSUGIZOが影響を受けた3人の天才を紹介しています。
SUGIZOが音作りで影響を受けた天才①坂本龍一
1人目は坂本龍一です。
もともと桑原茂一と小林克也のDJユニットのスネークマンショーが好きで、小学校5年の頃に坂本龍一の所属するユニットYellow Magic Orchestra通称YMOとスネークマンショーがコラボしたアルバム「増殖」を宇宙人の音楽を聴いている気分で衝撃をおぼえたそうです。
坂本龍一はポピュラーミュージックの大巨匠で世界的にも有名ですが、もともとはSUGIZOと同じくクラシックの人ですが東京芸術大学在学中にスタジオミュージシャンとして活動をスタートしYMOが国内外で評価され人気ミュージシャンになります。
ロックとテクノの融合、ワールドミュージック、ヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージックを織り交ぜたポップスやオペラ、ボサノバの世界にも精通していたりブラジルの有名ミュージシャンとコラボもしている。
なんといっても映画音楽では「ラストエンペラー」では日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞しています。
私の世代ではダウンタウンとお笑い番組で共演していていたことがとても懐かしい世界の教授ですね。
SUGIZOが音作りで影響を受けた天才②プリンス
2人目はプリンスです。
中学3年の時に「Purple Rain」をきいてノックアウトされたみたいです(笑)
凄いところは音楽家として天才的として、ブラックミュージックのグルーブを持ちながらヘビメタのような速弾きもでき、さらに歌も上手いし、作曲が素晴らしいと絶賛しています。
プリンスはこれまでに12作品のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し総売り上げは1億5000万枚以上になり「ローリングストーン」の選んだ歴史上最も偉大な100組のアーティストにおいて27位、史上最も過小評価されているギタリストにおいて1位になっています。
その音楽ジャンルとしてはR&B、ソウル、ハードロック、ファンク、サイケデリックロック、ゴスペル、ダンスロック、ブルースなど多彩です。
両親はジャズミュージシャンで音楽一家なところはSUGIZOも同じですね。
私のプリンスのイメージは音楽がすばらしいのは間違いないのですが名前が記号に変わったりニックネームの多い人です(笑)
ニックネームを調べたら「ザ・キット」「ザ・パープル・ピュリー」「ミネアポリス・ミジェット」「アレクサンダー・ネバーマインド」「クリストファートレイシー」「以前はプリンスとして知られていたアーティスト」などがあった。
SUGIZOが音作りで影響を受けた天才③フランク・ザッパ
3人目はフランク・ザッパです。
高校3年の時に「Tinseltoen Rebellion」を買ってきいたのが最初だそうです。
ザッパは天才と奇才が融合したミュージシャンとして52歳で亡くなるまでに60枚以上のアルバムを残しているけど、どの作品も以上にレベルが高いと絶賛されています。
変拍子やポリリズムなどを駆使し複雑なリズムから圧倒的な力の唯一無二のギターワークにとても影響をうけたそうです。
ザッパはR&B、ドゥーワップ、ブルース、サイケデリック・ロック、ハードロック、プログレッシブロック、ブルース・ロック、フリージャズ、パンク・ロック、ニューウェイヴ。レゲエ、ディスコなどの音楽を取り入れ、1988年にはグラミー賞の最優秀ロック・インストルメンタル賞を受賞していて「ローリングストーン」の選んだ歴史上最も偉大な100組のアーティストにおいて71位になっています。
私も最初に聞いたときは「この人いったい何しているんだろう?」と衝撃を受けました!
ギターのリフも音も独特で天才というよりか奇才という言葉がぴったりでした。
3人の共通として多彩な音楽性やその人のオリジナルの音に特徴がありますが、ここからSUGIZOの独特で変態的な音作りに影響を与えていると思います。
SUGIZOの使用機材やアンプ遍歴も調査!
【告知】
明日より、SUGIZO氏の使用実機展示いたします。
Navigator N-ST SGZ Custom -EDEN-をはじめ、LUNA SEA 30th Anniversary Tour 20202021 -CROSS THE UNIVERSE- で使用しているギターの展示になります。
展示期間:8/3(火)〜8/29(日) pic.twitter.com/7G6s8if1im— ESP Museum (@esp_museum) August 2, 2021
それではSUGIZOの使用機材についてやアンプ遍歴についても紹介していきますが、全部紹介すると莫大な量になりますので今回は使用ギターとアンプについてです。
使用ギターもかなりの量なので代表的なものを紹介します。
SUGIZO使用ギター①ESP HORIZON SUGIZO CUSTOMシリーズ
SUGIZO (@SUGIZOofficial ) Signature Model
HORIZON Series •ESP HORIZON SGZ Custom QUILT 即納可能です。https://t.co/HlBjBplAW2 pic.twitter.com/SLHBXlS1Nv— ESP CRAFT HOUSE(ESP渋谷) (@espcrafthouse) May 8, 2019
SUGIZOが高校2年生の時に初めてESPでオーダー・メイドしてから2年後の19歳の時に、働いていたリハーサルスタジオで仲良くなったESPのスタッフからHORIZONを貸してもらえることになったのがきっかけで使用することになり、HORIZONをオリジナルでカスタムをしているギターでⅩ JAPANでも使用していますね。
私の友人もHORIZONを持っていてESPといえばこのモデルというイメージがあります(笑)
SUGIZO使用ギター②ESP PRシリーズ
PRはSUGIZOが大好きなプリンスのギターを似せて作ったもので独特の形が特徴ですね。
【リペア】
本日、お持込頂きましたSUGIZO Model ESP PR-IIIの弦交換、セットアップを完了しお渡し致しました!!
弾き易くなって喜んで頂きました!!#ESP渋谷 #リペア pic.twitter.com/2I5YBK5SBf— ESP CRAFT HOUSE(ESP渋谷) (@espcrafthouse) October 13, 2018
なかなかこのギターが似合うのは難しい…
SUGIZO使用ギター③ESP ECLIPSEシリーズ
形はGibsonのレスポールタイプで、こちらもいろいろカスタムしていギター。
【ご予約受付中】
LUNA SEA SUGIZO Signature Model
ESP ECLIPSE S-V BRILLIANT -MIXEDMEDIA-https://t.co/Bdb9Ir9LBe#ESP渋谷 #SUGIZO pic.twitter.com/oyur4cMRP6
— ESP CRAFT HOUSE(ESP渋谷) (@espcrafthouse) June 26, 2022
私の中でSUGIZOと言えばこのギターの印象が強く私が学生の頃、近くの楽器屋さんに置いてあったのが懐かしいです。
SUGIZO使用ギター④NAVIGATOR N-ST
STはFenderの定番モデルのストラトの略でNAVIGATORはESPの中のオリジナルブランドでGibsonやFendrのビンテージギターの雰囲気を大切にしながら品質と音に細かくこだわっていギター。
RT@esp_museum: ESP MUSEUM Artist Gallery
Navigator N-ST SGZ Custom-D2- @SUGIZOofficial #LUNASEA #XJAPAN #JUNOREACTOR pic.twitter.com/7Q1VAEjPdR— ไอโกะ Åiko♥️ (@WeAreXJapan) August 13, 2015
見た目も音もかっこいいーのですがどれも値段が…汗
最近はストラトタイプのNAVIGATORのシリーズをよく使っていますね。
SUGIZO使用アンプ
2010年頃からEVHの5150Ⅲを使用しています。
クリーン、リード、クランチと3つのチャンネルを使うのだが、今までのアンプは1つのチャンネルは良くてももう1つのチャンネルは妥協しないといけなかったりしたそうですが、このアンプはどれをとっても非常に質が高く格が違うとSUGIZOが説明しています。
EVHは伝説的ギタリストのエドワード・ヴァン・ヘイレンがFenderと共同開発して設立したブランドです。
まとめ
【ご予約受付中】
LUNA SEA SUGIZO Signature Model
SUGIZO氏と JIM-NET& tenbo & ESP共同プロジェクトにて製作されたNEW MODEL!!
Navigator N-ST SGZ Custom -EDEN- ¥990,000-(税込)https://t.co/3Wm1MOV8Bf#ESP渋谷 pic.twitter.com/ygzmx0ABie
— ESP CRAFT HOUSE(ESP渋谷) (@espcrafthouse) October 26, 2022
SUGIZOのギター音作りの方法はや使用機材やアンプ遍歴について紹介してきました。
影響を受けてきた人たちからもわかるようにSUGIZOのギターは、どこか特殊というか強いこだわりが感じますね。
音つくりの方法もたくさんのエフェクターを駆使していますが、求める音が音楽の幅が広いからこそ、いろんな使用機材やアンプを駆使して最高の音を求めているのではないでしょうか?
そこには今まで培ってきたテクニックや感性などがあってこそだと思いますし、私たちがSUGIZOの機材を真似ても一朝一夕では真似できる音ではありません。
これからまたどんな音を聞かせてくれるかが楽しみです。
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